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 くとぅるふの弔詞

 本記事は『クトゥルフの弔詞』をプレイした感想などが書かれています。ネタバレ嫌いな人はブラウザバックしてくださいね。

 

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■何度もやり直したくなる

 

本記事はフリーノベルゲーム『クトゥルフの弔詞』に関するネタバレが多量に含まれています。既にプレイ済み、或いはプレイする気は無いけどどーゆーゲームなのか興味はあるという人だけ見ていってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総プレイ時間は休憩・WCなどを挿んで大凡2時間半くらいと短めでしたが、それ以上に文章量がかなり詰め込まれており、非常に楽しめる怪奇幻想ノベルゲームでした。

 

ストーリーは主人公の見る奇怪な夢と現実をミキサーに入れてかき混ぜたようなもので、プレイしている最中に、今は主人公の夢なのか、それとも現実なのかと2.3度ほど混乱してしまい、テキストを何度も読み返さなくてはならないハメになりました。

 

が、ストーリー自体はそう難しい内容ではなく、文章を素直に受け取りながらプレイしていれば混乱するほどではありません。どこかに伏線が仕組まれていたりとか、主人公は夢などみていないんじゃないかとか、変に勘ぐってプレイをするのはよしましょうって話です。

 

しかし夢と現実がミキサーされたとはいえ、どっからどこまでが夢、どっからどこまでが現実という線引きは自然としがちですし矛盾を孕んでいそうですが、そういうのを平気でぶち壊して来ます。本当によくできていますこのゲーム。

 

それでいて怖くって、体の芯がゾクリとするような感覚に見舞われました。それでも好奇心が「早く読め、続きを見ろ」と囁いてくるのでクリックが止まらない。でも怖い。宇宙的恐怖というのがクトゥルフ全般のテーマになっていますが、とりあえず恐怖は感じられるストーリーでした。

 

 

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あぁそれと、こっからが最大のネタバレでありつつ、私個人的に気に入った部分のエンディングについてです。

 

どうやらこのゲームはマルチエンディングらしいのですが、自分が迎えたエンディングは『我々が見ている夢や現実というのは【とある神様】が見ている夢。だから【とある神様】を夢から覚まさせてその先に何があるのか見てやる』という内容でした。

 

このエンディング、主人公にとって何も救いの無い内容でしたが、クトゥルフの題材上相応なエンディングだと言えるのではないでしょうか。

 

神話生物を倒して生還して大円団で終わり。そういうクトゥルフもありでしょう。

 

ですが私は『怪奇幻想ノベルゲーム』の文句に惹かれてプレイした身ですし、クトゥルフ神話の書籍自体、どれもこれも主人公にとって救いの無い物語ばかりだったと記憶していますので、かなりしっくり来るエンディングでした。正に怪奇幻想。

 

また、エンディングを終えてスタッフロールが流れると、『クトゥルフの弔詞』という文字が『訪求のカガス』という文字に変化し、主人公が夢の始まりを思い出して、封筒から調査依頼書を抜きとり、読み返すところでゲームは終了となりました。

 

ほうえい

 

あの文字には一体どんな意味があったのか、そして主人公がどうして調査依頼書を読み返したのか、恐らくはマルチエンディングの一つに繋がる伏線になっているのでしょう。と変に勘ぐってまたプレイをするのであった。

 

 

とりあえず纏めると、クトゥルフに関する事前知識がある人にとっては、その知識自体がストーリーを読み解く上でネタバレになり兼ねませんが、神話やオカルト好きな人間にとっては十二分に楽しめる内容のノベルゲームだと自信を持ってオススメできます。

 

まま、とりあえずプレイしてない方でも、興味を持った方がいましたらプレイしてみてどうぞ。

 

『クトゥルフの弔詞』

 

 

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