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 Graves

そもそも基本的な構成とは?

Gravesの強さとは一体?

 

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■基本構成は三つから

 

※あくまで私の主観で書いた記事です。「いやそれはおかしい」「ここはこうじゃないの?」という感想をお持ちいただいたら、コメントにてお知らせ下さい。

 

まず、「自分の好きなチャンピオンをピックしましたー」ってだけの好き勝手やり放題な構成は別として、基本的な構成が三つあります。

 

一つは相手の射程外からHPを減らすのが得意なポーク構成

一つはキャリーの守りに長けたタンク構成

一つは各個人がエンゲージ能力に長けたエンゲージ構成

 

この三つはそれぞれ、集団戦において三すくみのような形になっています。

ポークはタンク構成に強く、タンク構成はエンゲージ構成に強く、エンゲージ構成はポーク構成に強いのです。

 

 

ポークタンク

 

タンキーなチャンピオンは基本的に長距離の攻撃手段を持っていませんから、ポークに立ち向かおうとしたら早期にポーク陣をキャッチするしかありません。

しかしポーク構成はKiteが容易ですし、ようやく追いついたとしてもサポーターがポーク陣を守るように動いている上、KiteでHPを削られている状態から当たることになるのでタンク構成は辛い集団戦を強いられます。

 

ポークをしようとして前に出てきた所を運良く捕まえられたり、或いはジャングルのように狭い所で仕掛けるくらいがタンク構成の勝ちの目でしょう。

ポークによってタワー下に追い込まれたらGGですね。

 

 

タンクエンゲージ

 

エンゲージ構成からしてみれば、タンクチームの後衛を倒しに行こうにもフロントラインが厚く、タンクの壁を壊して後衛に肉薄するのは非常に難しいです。

仮にタンクにエンゲージを仕掛けた場合、タンキーなチャンピオンはCCが豊富なので、CCチェインの集中砲火を食らってあっという間に溶けるでしょう。

タイマンをにおいても、エンゲージ性能を持ったチャンピオンは一人でバーストを出し切るのが難しく、タンクのスプリットプッシュを止められなくなります。

 

エンゲージ構成に勝ち目があるとしたら、それぞれがレーン戦でボロ勝ちしてフィードするしかありませんね。

 

 

エンゲージポーク

 

ポーク構成の弱みとしては、ダメージを出すチャンピオンと出さないチャンピオンがハッキリと分かれているため、それだけ狙いが1~2人のプレイヤーに集中しやすく守りきるというのが一つ。

もう一つの弱みとしては、ポークをさせてもらえない立ち回りをされるとリズムが取れなくなるのも特徴的です。

 

エンゲージチームからしてみれば、ポークをさせてダメージを受けきる前にさっさとエンゲージしてしまえば、そのままなし崩しに集団戦も勝利を収められます。

 

また、エンゲージチームはポーク陣だけ潰せばいいのに対し、ポークチームは止める相手が多くてフォーカスがばらけてしまいますから、エンゲージチームを倒しきってエースをもぎ取るのは非常に難しいです

特にポークチームは、ポークとサポート的な立ち回りを要求されるチャンピオンで構築されるため、ポーク陣が潰された集団戦での勝ち目はほぼ0に近く、そこから立ち直り逆転するのが難しくなるのも敗因の一つに繋がりますね。

 

 

まぁ、ピックするチャンピオンや腕の差によっては試合展開が左右される事もありますが、集団戦においてはこの三すくみが基本だと思ってください。

 

 

で、ここまで理解していただいた上でようやく本題。

 

 

Season6になってから新勢力が現れました、それが『2ADC構成』

 

 

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○2ADCのメリットとは

 

前々から TOP Quinn Vayne、 MID AP Tristana Corki Kog’maw などは多々見受けられましたが、それとは別な形の構成になります。

 

midにCorki、Ez、Varusのように1vs1で倒され辛いようなADCを配置、乃至はjgやtopにバーストを出せるGraves、Quinnを配置する様な構成です。

重要なのは、ミッドやジャングルやトップにADCを配置する際はAPやAR・MRを積ませず、純粋にADを積ませてADCとして育てさせること

 

2ADCが現れたのには理由が幾つかありますが、中でも一番の理由がこれ。

 

試合展開の高速化

 

新たなマスタリーの追加・ADアイテムの大規模なテコ入れ・タワーの防御力の変更・Rift Helaldの追加などにより、30分までに雌雄が決する試合が多くなりました。

 

特にタワーの防御力が終盤固くて序盤は柔らかいという仕様に変更された事から、タワーを折りやすい状況を作り出すのが得意なポークの強いチャンピオンだったり、タワーそのものを折るのが早いチャンピオンがピックされています。

 

タワーを折りやすい状況を整えられるチャンピオンには、CorkiやEzのようなポークが非常に強力なチャンピオンが。

タワーそのものを折る、という点においてはLucianやGravesやMFのようなAAが強力なチャンピオンが。

 

チーム戦では、この両方を有したチームがタワーにジリジリと圧力をかけやすくなれるため、2ADCが主流になりつつあるんです。

また、集団戦においてADCが倒されてしまっても、その後のオブジェクトに繋がりやすいのが特徴です。要はADCの替えが利くチャンピオンがいるって事ですね。

これらが、2ADCを流行らせている主なメリットになります。

 

 

○注目され始めたチャンピオン達について。

 

Gravesface

まずは『Graves』

彼が特殊なADC枠としてカウントされている所からですね。

 

プロシーンのジャングラーは強力なCCによるチームプレイが重要視されていますが、それと同じくらい重要視されているのがバーストを叩き出せるジャングラーです。

Elise、Rek’sai、Lee Sin、Graves、Rengerなどが上げられますね。

 

特に今注目を集めているGravesは、パッシブでミニオンや中立にAAを入れる際にノックバックが付与され、これが非常に強力且つ基礎ダメージがかなり高いため、ADCにも関わらず比較的安全に早くジャングルを回る事が可能です。

このGravesがジャングラーとなれるから、2ADCという構成において、貴重なADCの枠をジャングラーと兼任する事ができます。

 

これによってミッドやトップにADCを置かず、構成の幅を広げることに繋がります。

更に言えば、持ち前のADCらしさを生かしたAAでのタワー折りが早く、Qによるミニオンクリーン能力も高く、Eのブリンクで壁抜けやAR&MRの上昇でタイマン性能も高いと至れり尽くせりです。

 

これらの理由からGravesがピックされているのだと推測できます。

 

似たような共通点としてKindredをピックするチームも見かけますが、単純なバーストの出し方はGravesに劣り癖があり、集団戦ではGravesほどディフェンスに振られてないので生き残りにくく、ウルトの使い所が非常に難しい事から構成の幅が狭まるため、そこまで採用率は高くないように感じます。

ジャングルでKindredを2ADC枠として考えて運用するなら、トップかミッドにADC置いて育てさせるか、それ以外の構成に走りがちです。

 

 

 

 Ezrealface

後は『Ezreal』も注目を集めていますね。

 

これは前述した通り、強力なポークでタワーを折りやすい状況を作り出せますし、仮に試合が長引きロングゲームになったとしても保険が利く働きが期待できます。

特に、アイスボーンガントレットを持ったEzrealは生存能力が高く、集団戦でのスローのばらまきでチームにかなり貢献できます。

 

あ、青エズビルドについての記事は前に書きましたので気になる方は是非御覧ください。

 

 

『青エズビルド考察』

 

 

 

これらのキャリー群に対抗する形の一つとして、別のチャンピオンも注目されています。

 

CCが強力且つ集団戦で生き残れる可能性の高い 『Nautilus』、『Lissandra』、『Poppy』 なども多く見られるようになりましたね。

 

更にこれの裏を掻き、強力なCCに対抗する形で『Olaf』がプロシーンでピックされる事も少なくありません。

 

Plat以上のチャンピオン勝率を統計しているサイト『Champion.gg』によると、ミッドの勝率一位が『Kayle』になっているのも面白い傾向ですね。

Kayleは、CCバーストからキャリーを守れる強力なウルトを持っています。

似たようなウルトで Zilean が上げられますが、一度死んで蘇生しても死んだ位置が悪ければ生き返った直後に速攻で倒されてしまうシーンを多く見られます。

単純な無敵状態のまま無茶な立ち回りだって可能になりますから、バーストを無敵で返せるKayleに現状のメタがマッチしていたのでしょう。

 

他には、後衛に潜りやすく一瞬のバーストで溶かしきる『Rengar』『Fiora』も増えてきています。

この2チャンプは前から大会でもピックされてきましたが、その採用率がここ最近は高くなってきているように思えます。

理由としては、ADCやポークに対して肉薄できる事、装備によってはアサシンからファイターやタンクにもなれて試合の状況に応変可能な柔軟さなどが理由だろうと推測されます。

 

 

現状のメタ構成や環境はこんな所でしょうか。

パッチによってフロストクイーンはナーフされますし、新たなチャンピオンも追加されるので、2ADCに続く新しいチーム構成が生まれそうで楽しみです。

 

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