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らいだー

 

ここから先は仮面ライダー春の映画に関するネタバレを多量に含みます。

 

映画を見る気の無い方、或いは既に見た方、ネタバレしても良いよと言う方だけお進みください。

 

 

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■どっちも格好良かった

 

※ネタバレ注意※

 

 

 

 

 

まずは簡単に事のあらましだけを説明します。

 

始まって早々に、カブトVSストロンガーのカブトムシ対決があったり、スカイライダーVSフォーゼの空中対決、鎧武スイカアームズVS巨大化Jの対決もあったりしました。

 

どうしてこうなったのかというと、10日前だか一週間前に起きた事件がきっかけだった。

 

その事件とは、ユグドラシル系列の会社がトンネルを工事していると、突如として紫色の亀裂が彼らの足元から発生し、亀裂の中から巨大な手が出てきて社員達を引きずり込んでしまったという何とも奇々怪々な内容だった。

 

しかしユグドラシルはこれを秘匿し、メディアなどからは隠蔽して表沙汰にはさせない。

 

しかし複数の人間が一斉に消えてしまったのだ。ネット上ではお祭り状態になり、『地下にあるもう裏側の地球に迷い込んでしまったのでは』とまことしやかに囁かれている。

 

そんな噂を何気なしに見つけてしまった紘汰と舞。

 

紘汰はユグドラシルが何かやらかしたのでは無いかと訝しみ、そのトンネルへの進入を決意する。舞は紘汰が心配なので同じくトンネルに進入。

 

そこで二人は噂通りの紫色の亀裂を見つけるが、逃げる間もなく亀裂は足元まで迫ってしまい、亀裂の中へと落ちていってしまった。

 

ところが、落ちた先の街は太陽が昇っていてとても明るく、顔を上げれば巨大なユグドラシルの会社が見える。つまり亀裂の先はネットの噂通り『裏側の地球』であり、二人は裏の地球に落ちてしまったのだ。

 

そこでシュウと名乗る少年を見つける二人だが、シュウは『何でもかんでもひっくり返す』という不思議な能力を駆使して二人から逃げてしまう。

 

だが舞と紘汰に挟み撃ちにされてしまい、敵じゃないよと説得されて逃げるのをやめた。

 

二人はシュウに『ここはどこなのか』『どうして君はここにいるのか』と矢継ぎ早に質問を繰り返すが、シュウは何も覚えていないらしい。

 

覚えているのは『自分の名前』『誰かから逃げていた』という二点だけ。

 

そして『ハッキリと分かるのは、自分は何かやらなくちゃならない事があったはずだ』とも語った。

 

とりあえず元の世界へと戻ろうと戻った三人だったが、トンネルの中から足音が・・・・・・。

 

そしてもう一つの世界から、元の世界へと戻る三人をカメラに写し、シャッターを切るもやしが・・・・・・。

 

その後はゴローちゃん経営のカフェ『ドルーパーズ』にシュウを連れて戻って行きますが、そこにはもやしがいて平成ライダー全部集めに行ったり、プリキュアのおじさんでお馴染みの鳴滝も出たりしました。

 

ちなみに鳴滝さんがあの世界で何が起きていたのか全部説明してくれました。

 

・あの世界から過去の怪人がいっぱい出てきている。

・止めるには平成ライダー全部集結させろ!

・おのれディケイド!

 

で、少年の記憶を取り戻そうとなんやかんやあって、オリジナルキャストが出演している仮面ライダーを中心にカメラが追い、ディケイドもグルグルといろんな所に移動を始めます。

 

 

しかし困ったことに、行く先々で昭和ライダーと平成ライダーとの対決が始まってしまう。

 

と、こんな感じで導入部分が始まりました。

 

 

以下、上記のようにストーリーを振り返らず、劇中に登場する重要な人物・ワード、それに関する内容だけを書いていきますので、ストーリーだけを詳しく見たい方にはごめんなさいしときます。

 

 

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謎の少年シュウについて

 

シュウ君は風都に住む小学生だが、父親と母親は共に働きづめで二人とも家にいない事も多く、寂しい生活を送っていた。

 

しかし、とある休日に灯台に連れて行ってくれると母親が約束してくれたのだ。

 

これにはシュウ君大喜びだったが、母親は急な仕事のせいで海外出張を余儀なくされ、灯台に行けなくなってしまう。

 

シュウは哀しみに暮れながら画用紙いっぱいに赤のクレヨンで『きらいだ』と書き殴り、それを写メって海外へと行く母親にメールで送るというイタズラに打って出るが、後日、学校の下校中にトラックに跳ねられてこの世を去る。

 

母親は今でも灯台に連れて行ってあげられなかったことを後悔しており、最後にシュウから送られてきたメッセージが『きらいだ』という内容にも皮肉混じりに悲しんでいた。

 

が、シュウ君曰くいたずらには続きがあったみたいで、『きらいだ』という感情を裏返して『だいすき』というメッセージに仕立て上げたかったのだそうだ。

 

これがシュウ君の『やりたかった事』であり、『何でもかんでもひっくり返す能力』に直結して今回の事件の一端となっている。

 

そしてこのまま死んでも死にきれない彼は、この能力を持ったまま一つの地球を彷徨っていたのだ。

 

ちなみに紫の亀裂から先に落ちた『もう一つの地球』だが、そこは死んだ者達が住む『黄泉の国』だという衝撃の真実も明かされた。

 

最後は無事に母親に『だいすき』のメッセージを伝え、母親と父親に抱きしめられながら天へと昇っていった。-グッドエンド-

 

 

仮面ライダーフィフティーンについて

 

彼の正体はシュウの父親だった。

 

息子を失った彼も母親と同じく深い悲しみに落ち、その悲しみからシュウの能力を利用して『あの世』と『この世』をひっくり返して死んだシュウを生きている世界に戻すという計画を立てる。

 

これにはシュウ君から「そんな事したら生きているお母さんが死んじゃうよ!ダメだよ!」と叫ぶが彼には届かない。今更止めるには遅すぎたのだ。

 

ちなみにフィフティーンですが、仮面ライダースカル・仮面ライダー幽汽と同じく骸骨系の仮面ライダーとしての造形をしていました。

変身シーンも、鎧武のフルーツライダーみたいに頭蓋骨が上から降ってきてガッチャンってなる感じ。

 

しかも能力がこれまた凄い。特殊なロックシードを使ってディケイドみたいに過去の平成ライダーの能力を使えるのだ。

 

・・・・・・お前に似た能力を使う奴ウィザードの最終回で見たことあるぞ。

 

最後は鎧武が一号から『一号ロックシード』で一号アームズに変身し、ライダーキックをその身に受けてベルトが粉々に砕け散った。

 

そして、鎧武とディケイドに諭されてシュウと母親のいる灯台へ向かい、二人を大事に抱えながら消えていくシュウを涙ながらに見送った。

 

いい話だった。

 

黄泉の国

 

所謂、あの世という奴である。

 

そこにはショッカーの意思を告ぐ者がおり、そいつによって過去に倒されてきた怪人共が現世に出てきて、今回の計画の一端を担っているシュウを連れ戻しに来たのだ。

 

 

仮面ライダーの世界観

 

ディケイドが出てきたので、平行世界から仮面ライダーを引っ張ってきているのかと思いきや全然違った。

 

今回の舞台は紘汰の住む沢芽市があるし、翔太郎のいる風都、たっくんは洗濯業を営んでいたし、神啓介はお医者さんやってたしで、どうやら平行世界ではなく一つの世界だった様子。

 

ディケイドが出てきたせいでぐっちゃぐちゃになった。なんもかんもディケイドが悪い。おのれディケイドオオオオォォォォ!!

 

 

 

今回のショッカー

 

シュウの力を利用しあの世とこの世をひっくり返す『メガリバース』という大計画を企てる。

 

そのためにNo.2 の地獄大使が怪人やフィフティーンを使ってシュウを連れ戻そうとしたり、お邪魔な昭和仮面ライダーと平成仮面ライダーを戦わせて、W&オーズ&フォーゼの映画みたいに倒れた仮面ライダーをロックシードにして収集したりと、着々とメガリバース計画は進行していた。

 

が、残りの仮面ライダーが鎧武と一号だけになった途端、地獄大使の態度が一変し、真っ黒なローブをかなぐり捨てて真の姿になった。

 

なんと地獄大使の正体は村雨良、つまりは仮面ライダーゼクロスだった!

 

その後はなぜ地獄大使になっていたのかをペラペラと解説する。

 

鎧武を利用して仮面ライダーの力を一カ所に集結させるためにわざと戦わせていただの、倒れた仮面ライダーはヘルへイムの森で生きているだの、ショッカーを内部から崩壊させるために屈辱を味わいながらも10年くらいかけてNo.2にまで登り詰めただの。

 

ところがショッカーNo.1のショッカー首領は村雨の三文芝居を見破っていたらしく、村雨が破壊したメガリバース装置はダミーだと明かす。流石は首領、一筋縄ではいかなかった。

 

でも負けた。ライダーは強かった。

 

スーパー戦隊について

 

帳尻あわせに出てきた申し訳程度のスーパー戦隊要素。

 

巨大な骸骨恐竜と化した首領を倒すために駆けつけたが、トッキューオーになって挑むもボロボロに負ける。

 

その後は電王のデンライナーとキョウリュウジャーのガブティラと合体し、ゴウカ・イカヅチ・レッコウ・イスルギ・ゼロライナーなどの強力を経てようやく撃破。

 

まだゴーバスターのが活躍してたぞ。

 

 

昭和ライダーVS平成ライダーについて

 

なんやかんやあってショッカーを倒した仮面ライダー達だったが、昭和ライダーの内心は穏やかではなかった。

 

村雨良が潜入していたため、その作戦の一部として昭和ライダーと平成ライダーは戦いあい、ロックシードになってヘルへイムの森へと送られていたが、本郷達は半分は作戦もう半分は本心だったと打ち明ける。

 

温く、中途半端な優しさを持った平成ライダー達が硬派な昭和ライダーからしてみれば許せなかった。そして世界の平和を託せなかったのだ。

 

そして始まる昭和ライダー対平成ライダーの投票によって決まるガチンコ勝負。そしてどこからともなく現れる見届け人の鳴滝。

 

しかし決着は意外な形で着いた。

 

一号がライダーキックを鎧武にお見舞いしたが、避けられたはずの鎧武は剣で受け止めて後方へと吹き飛んでしまう。これには昭和ライダー勢の勝ちかと思われたが、一号は「俺の負けだ」と負けを認めた。

 

鎧武がキックを食らったところの足元には、一輪の黄色い花が咲いていたのだ。避ければ花はバラバラになっていただろう。

 

本郷は紘汰から本物の優しさを感じ取り、昭和から平成へ、そして平成から新たな世代へと仮面ライダーを受け継いでいってくれと頼む。

 

紘汰もまた、やれるだけやってみるよと応えるのだった。

 

最後はライダー同士の握手で〆。アマゾンが「トモダチ」と漏らしていたのを聞いてニヤリとなった。

 

 

 

いやー終わった終わった。対決って言うからどうなるのかと冷や冷やしたけど・・・・・・・

 

 

 

 

 

と思いきや、最後の最後はやはりこの男が持って行くのである。

 

 

 

鳴滝「仮面ライダーって、なんて素晴らしいんだ!!!」

 

ディケイド「鳴滝・・・・・・俺もそう思っていたところだ」

 

 

ただただ私の感想は一言だけ。平成ライダーと昭和ライダーの因縁が綺麗に終わって良かった。

 

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